テレコンが必要な人・必要でない人

こんにちは マツです今日は

超望遠にテレコンは必要なのか?

というテーマでお話しします。

最近超望遠レンズについての動画を何本も作っていて、この辺が今ものすごく興味の対象になっているんですが、その中で僕がずっと持っている疑問として、

『テレコンって必要なのかな?』

というものがあるんですよね。
皆さん考えたことはありますでしょうか?野鳥撮影ではものすごく超望遠が必要なので当然テレコンを使って望遠域を稼ぎたいという思いはあって、僕も今回1.7倍テレコンを手に入れてみたんですが、やっぱりテレコンっていいことばかりではないですよね。

焦点距離を得る代わりにF値が暗くなったりAF性能が悪くなる。
ふぁらおちゃんねるのふぁらおさん風に言えば F値とAF速度を生贄に捧げて、焦点距離を召喚しているので、それなりのデメリットもありますよね。

じゃあ実際どうなんだろう?と気になったらそれを検証していこうというのがyoutuberとしての在り方かなと思うので、それについて検証していこうと思います。

テレコンが必要な場面・そうでない場面について検証

なので今日の動画ではテレコンが必要な場面とそうでない場面を検証していこうと思います。超望遠とかテレコンに興味ある方は是非最後まで見ていただいて、ご経験豊富な方は是非意見を頂けると嬉しいです。

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まず結論です。今回の検証では、僕の使用用途においてはテレコンってなくてもいいかもなという結論に達しました。でももちろんテレコンが必要なシーンもありそうなので、どんな時にテレコンが有効で、どんな時にそうでないかというのを解説していこうと思います。


はい、まず今回使用する道具です。Nikonの300㎜f4

これは旧サンヨンという一世代前の単焦点そしてこれに使うのが1.7倍テレコン。これを使えば510㎜相当、exifには500㎜と表記されます。ぼくは今までこういったテレコンを使用する機会というのはなかったのですが、結構コメント見ていると、野鳥撮影にテレコン使用される方は多いですよね。

焦点距離を手軽に稼ぎたいという思いで僕も手にしてみました。
が、前回の動画を作って、作例見ながらあれ果たしてテレコンって必要なのか?と思うようになりました。

で、テレコンを使うメリットとデメリットを列挙してじゃあ自分にとってはどうなのか?というのを考えていこうと思います。どのようなことでもそうだと思うんですが、絶対の正解というのはなくて、データというか結果だけを示そうと思うので、それぞれの用途に合わせてこの結果を使用していただけたらと嬉しいです。

テレコンのメリット

まず挙げていきましょう。テレコンをつけるメリット
〇(画素数落とさずに)焦点距離が稼げる。
〇最大撮影倍率が大きくなる。
〇トリミングによる画像の劣化を抑えられる。

テレコンのデメリット

じゃあデメリットはというと
× F値が暗くなる
× AF性能が少し落ちる?
× 拡大レンズをかませる分、収差も拡大される
× レンズが増える分フレア等の生じるリスクが高まる
×レンズが 重くなる・長くなる

こんな感じでしょうか?こうして考えるとけっこう多くのことを生贄、いや犠牲にして焦点距離を稼ぐような感じかなという風な感じはしますね。

デメリットを超えるメリットは生み出せるのか?

じゃあこれに見合うだけのメリットを出せるか問う部分をまず検討しましょう。なんでも費用対効果というか、導入するにはデメリットよりもメリットが大きくないとだめだと思うので、一応批判的に考えていこうと思います。まずぼくが感じたのはこのテレコンを使って焦点距離を稼ぐのと、トリミングをして拡大して作った画像が大きく違わないのであればテレコンの効果はないといえますよね。まず2枚画像を用意しました。

三脚固定で300㎜f4のレンズをFXつまりフルサイズの画角で撮った4500万画素の写真。

そして1.7倍テレコンをかましてDXつまりAPS-Cモードの大体765mm相当で撮影しただいたい2000万画素くらいの写真F値はどちらも開放で、ISOオート。シャッタースピードはテレコンのほうが200分の1秒で300㎜のほうが320分の1秒。

そしてこれを同じ画角に見えるようになるまで、300㎜FXの写真を拡大していきます。

これでほとんど同じ写真になりました。ちょっと風があって完全に同じ条件ではないですが、ほとんど同じと言っていいと思います。

画素数はテレコンDXが 5400×3600で 1,944万画素
テレコン無トリミングが 3158×2105で 約665万画素

当然トリミングをしていない分テレコン有DXが画素数は大きいですが、こんだけトリミングをしたのに意外と、テレコン無FXのほうは画素数がありますね。これは高画素機のZ7の強みですよね。

で、今僕が使用しているモニターはQHDという約350万画素程度の解像力のあるものなのでどちらの画像も問題なく表示できて、僕が見る分にはほとんど差はないと言ってもいいレベルの差かなと思います。

もちろんここからさらにテレコン有DXの方は、画素数的に2倍くらい拡大できる可能性があるというのを考えると、焦点距離という面ではテレコンDXのほうが良いのかと思います。こういう風にみるとテレコンのメリットありそうですね。


暗い条件での比較はどうか?

では今の状況は比較的いい条件での撮影でした。つまり比較的光が入って明るくて最低感度付近で撮れて、それでいてシャッタースピードも稼げるような環境。

それに対して今度は森の中の野鳥撮影を想定していきましょう。つまり薄暗くて、シャッタースピードを上げようと思うと、感度を上げないと適正な露出が得られないような環境です。

テレコン無がF4でテレコン有がF6.7 ということでテレコンをつけると2段弱ほど暗いので、ISOが大体倍近い数字になるはずです。もしくはシャッタースピードが倍くらいになる。

まずシャッタースピードは遅くしてもZ7のボディ内手振れ補正で完全に止まってくれている鳥であれば大きな問題ないですよね。しかし、動いている鳥 や風が強くて枝や葉が動く日であれば結局シャッタースピードを速くしないと被写体ブレが生じちゃう。

で、ノイズに関してはもう少し検証が必要ですがZ7がそうなのか、写真というのはそういうものなのか分かりませんが比較的低感度ISO64とかを使っても、暗部にはノイズっぽいのが少し出るんですよね。拡大しなければ気になりませんが、拡大したらちょっと気になるときもある。そして大体3200とかで光の当たっていない鳥を撮るとなると、もう結構気になる。

なので結局ISO感度は極力あげたくないなという結論で、日陰の鳥であれば、羽毛の解像感出すのはテレコンの有る無しどっちの場合でも厳しかったんですが、どちらかというと少しでもISOを下げれた方がいいんじゃないかなという感じでした。

これはもしかしたら高感度耐性の強いZ6だったらまた違う結果になるかもしれませんが今回僕がZ7を使った感じだとそんな感じでした。以上が実験の結果です。

で今までは出来上がった写真の結果だけでお話ししましたが、ここに反映されていない要素として、テレコンを使うと
操作性が落ちたり
見た目も悪くなる
重くなる
重心のバランス悪くなる

という部分もあるので、その辺はテレコン有か無しかでいうと、無いほうが確実に便利だなという感想を持ちました。

まとめ

以上の点からまとめるとどういう人にテレコンがお勧めで、逆にどういう人にはお勧めではないかというと。

テレコンがお勧めなのは
・明るい条件(高シャッタースピードかつ低感度)で  野鳥を撮っている人
・止まった被写体に三脚を据えてスローシャッターで撮れる人
・かなり長い焦点距離が必要で、しかも撮った写真に画素数が多く残っている必要がある方

こんな感じかなと思います。

逆にオススメしないのは
以上のような条件が当てはまらない人なので、
・手持ちで小さくて動きの速い野鳥撮影を行う人
・比較的暗い所にいる野鳥を撮るケースが多い場合
・トリミングをしても最終の画素数が500万画素くらいあれば十分という人

こういう方にとってはテレコン無のトリミング頼みの戦法というのがけっこういいかなとも思いました!まあこの辺りはもともとのレンズの改造性能にもよるしカメラのセンサーとが画像処理エンジンの力にもよるとは思いますが、少なくとも初代のNikonZ7と20年程度前のレンズである旧サンヨンを使用した僕の感想としてはほとんどの趣味で野鳥をする人にテレコンはいらないのかな?という感じでした。

これは素人判断なので、その辺を踏まえて参考程度に聞いていただけると嬉しいですが、僕はこういう暫間的な結論を出しました。

実験方法や成果に対して、または実際に使用されていて皆さんが思うことなど、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。

では今日はこれで終わります。

良き写真ライフをお送りください。マツでした。

投稿者: Nostalgista Matsushima

兵庫県在住 Hyogo Photo Cercle 主催 YouTube”マツチャンネル Camera Planner” 歯科医師

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