本日は口腔内写真のストロボに関するお話です
今回は初めて紹介するメーカーの機材です。
Yongnuo YN24EX

いつもは僕はリングストロボにはK&F ConceptのKF-150を
ツインストロボにはGodoxのMF-12を使用しています。
現状それらが最適解だと感じているのでそうしているのですが、今回は別の選択肢としてこちらを紹介します。
Yongnuoってどんなメーカー?
まずこの製品を作っているメーカーについて解説しましょう
この機材を作っているのはYongnuoというメーカーで、中国のレンズやストロボを作っているメーカーです。
最近では非常に性能のいいレンズを作っており、カメラまで作っている技術力に長けたメーカーです。
主にCanonに対して製品を作っており、最近ではSONYに対応したストロボ等も作っているようです。
ストロボも古くから作っており、僕が知る限りだと5年前には質の良いストロボを作っていたので、今回の製品に関しても比較的質のいいものだと推測することができます。
では実際にこのストロボの性能についてみていきましょう
このストロボのメリット
- 有線のツインストロボ
- 光量が大きい
- 単三電池で使える
- TTL(ストロボのオートモード)が使用できる
- 光量が大きい(MF-12の約2倍)
まずはメリットからですが、このストロボは以前紹介したGodoxのMF12と違い有線のストロボです。
有線と無線だとそれぞれメリットデメリットがありますが、有線の大きなメリットは以下の3点です
1.接続不良がないこと
2.起動が早くて簡単なこと
3.電池の管理が簡単なこと
起動が早くて簡単&接続不良がない
無線式のMF12は起動するのに①本体②発光部 右 ③発光部 左
と3つONにしないといけない面倒がありました。
慣れれば大した手間ではありませんが、ちょっと面倒です。
それに対して、YN24EXはスイッチ一つで起動できます。
スピーディに撮影に移れます。
また無線式の少しややこしいチャンネルやグループの理解も必要ありません。
スイッチをオンにするだけで撮影ができます。
バッテリー管理が簡単
続いてはバッテリー
無線式のストロボはそれぞれ個別にバッテリーが必要で、発信機が乾電池式で、左右の発光部が内蔵バッテリーです。
発光部は内蔵バッテリーなので電池が切れてしまったらすぐに充電できないというリスクもあります。
それに対してYN24EXは本体に乾電池を入れたら、そこから発光部に電池が供給されます。
乾電池なので、予備を準備しておけば簡単に交換できますし、不測の事態に備えやすいメリットがあります。
TTLが使用できる(CanonとSONYのカメラ限定)
続いてこれは特にカメラに詳しくない方が使用するときにうれしい機能ですが、
このストロボはストロボのオートモードのTTLが使用できます。
ツインストロボに関してはMモードでご自身で強さを調節したほうが良いので、さほど大きなメリットにはなりませんが、簡単に一定の明るさで撮影できるのはメリットもあるかもしれません。
光量が大きい
このストロボは発光できる光の強さが非常に強いです。
ストロボにはガイドナンバー(GN)というものがあり、それによって発光できる光の強さを表すのですが、その値が18です。
以前紹介しているMF-12 が12なので、大体倍の光量です。
一般的に市販されているリングストロボの光量もGN14程度なので、このストロボはかなり強いことが分かります。
発光できる光量が大きいと、実際に使う際に小さいパワーでも余裕をもって発光できるので、ストロボのチャージの待ち時間が少ないなどメリットがあると思います。
このにまとめていくとこのストロボには以上のようなメリットがあると思います^^
このストロボのデメリット
- 重くて大きい
- ディフューザーが付属していない
- バウンサーがやや付属しにくい
続いてはデメリットについていきましょう。
大きくて重い
一番のデメリットはこれです。
乾電池を4本使用して動作するストロボの分確実に大きくておもくなります。
そして上に高いために重心が上になってしまい、重量以上に重さを感じます。
MF-12 の場合は重量も軽く、さらに重心も低いので、そういう意味で重量的には大きく不利になります。
衛生士さんが使うような場面においてはMF12がはるかにオススメになりそうです。
ディフューザーが付属していない
これはMF-12と比べてのデメリットになりますが、このストロボは元々アクセサリーが付属していません。
そのため光を直接歯にあてるようになります。
そのため光が硬く、リングストロボと比較的近い画質になりやすい感じがあります。
バウンサーを装着しにくい
続いて同じような内容ですが、このストロボはバウンサーが使用しにくいです。
ツインストロボの画質を上げるのに最も重要なのが光を左右から柔らかくあててやることなのですが、それをするためのバウンサーという機材をこのストロボでは使いにくい要素があります。
バウンサーは一度外に照射した光を反射させて柔らかくするのですが、このストロボは付属のアダプターに装着するとあまり外を向きません。
そのため特別なアダプターを使わないとバウンサーが使用しにくいです。
また発光部も小さめなので、物理的にバウンサーが装着しにくいというのもあります。
この部分もMF-12の方が扱いやすい要素かと思います。
このようなメリットデメリットを持ったストロボです。
拡張性を重視される先生にはMF-12の方を依然としてお勧めしますが、
なるべく簡単に管理して、簡単に撮影できる機材を探されている先生方には最適なストロボになるのではないでしょうか?
このストロボはどこで購入できるのか?
ではこのストロボを購入する方法ですが、こちらです
Amazonで購入する方法
Amazonのマーケットプレイスから購入できます。
価格が3万円周辺から4万円以上とばらつきがあるので販売店選びに気を付けてください。
比較的カメラ界で定評のある販売店のリンクがこちらです。
▷ https://amzn.to/41K5ZfT
中国から発送されるようで、大体2週間程度は到着までにかかるようです。
口腔内写真のセットとして購入する
続いては今カメラを持っていなくて、カメラとセットで購入したい方に関しては僕の販売しているセットをご利用ください。
このページではMF-12でセットを組んでいますが、そこから1万円引きでYN24EXに変えてお届けすることができます💡
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