【口腔内写真】撮影方法

NikonのカメラからiPhone・iPadに画像を送る方法【SnapBridge】

こんにちは松島です
兵庫県で歯科医師しています。

本日は質問されることの多い【撮影したデータをiPhoneやiPadに転送する方法】についてお話ししていこうと思います。

皆さんは口腔内写真を撮るときにどのようにデータ管理をされていますでしょうか?

レントゲンデータと同じ場所に一元管理されているクリニックもあるでしょうし、レセコンとは別にPCやiPad等で管理されているクリニックもあると思います。

うちのクリニックではMoritaのソフトにデータを読み込ませて、チェアごとのモニターで患者さんにみていただいていますので、カメラで撮ったデータをSDカードを抜き差しして直接PCに入れるようにしています。

慣れてしまえばこれが確実で早いので、僕自身何の不満もありませんが、これが面倒だと思われる先生も多いと思います。

ですので、今回は撮ったデータが直接PCやタブレットに転送できる仕組みについて解説していこうと思います!

準備物はNikonのカメラとiPadやiPhone それとSnapBridge

まず必要なのはカメラとタブレットです。

カメラに関しては比較的最近のカメラが対応で、古いカメラでは今回のデータ転送が使えない場合もありますので、注意してください。

対応するカメラは以下の通り。

もしも簡単にデータ転送したい先生はこの中からカメラを選んでください。

口腔内写真でのオススメはZ30のセット Z50のセット D3400のセット になります。

カメラをお探しの先生はご案内もできますので、ご覧ください。

タブレットに関してはAndroidでもiPadでも大丈夫です。

対応のカメラをお持ちの先生はNikonのアプリSnapBridgeをダウンロードしてください。

まずはこれで準備物はOKです。

カメラとタブレットを接続する

続いては用意したカメラとタブレットを接続しましょう。

今回はNikon Z30というカメラを使用します。

まずはタブレットにSnap Bridgeをインストールしてアプリを開いてください。

このような画面が出てくるので、右上の設定ボタンを押して、カメラの追加を押します。

そして続いてカメラ側の設定

スマートフォンとの接続のメニューから進んでいただいて、タブレットと連携してください。

詳細はまたYouTubeでまとめますので、わからない方のみそちらをご覧ください。

接続完了すると接続したカメラがトップ画像に出てきます🔽

これで連携が終了です。

これで、自動連携の項目をONかつカメラ側のバックグラウンドでの転送もONにしておけば、カメラで撮った写真が自動的に連携したタブレットやスマートフォンに入ってくるようになります。

これで撮影したデータをSDカードの抜き差しせずに別の端末に表示させることができるようになりました。

撮った写真をクリニックにある他の端末に同期する

では続いてはクリニックの中の他のスマホやタブレットやPCでも先ほどの撮影データを見ることができるようにしましょう。

先ほどの手順で、撮影データがカメラからタブレットに共有されました。

今度はそのデータをクラウドを使用して他の端末でも見ることができるようにするとデータの共有が非常に便利です。

うちのクリニックで使用しているのは2つのアプリです。

どちらか一つがあればいいと思います。

まず一番オススメなのは【GooglePhoto】

Googleのアカウントを持っていないという方はほとんどいないと思いますので、多くの先生が使用可能なアプリです。

無料でも比較的大容量のクラウドが使用できます。

また写真の共有のみではなく、写真の色味や明るさの調整も簡単で高精度でできますので、写真の管理編集用に使用することをオススメします。

編集方法についてはまた別の記事にします。

SnapBridgeからのデータをバックアップするようにしていたら、カメラからタブレットに送られてきたデータが自動的にGoogle Photoで共有されます。

iPadの人ならデフォルトの写真アプリでもOK

またiPhoneやiPadの方は標準の写真アプリでもOKです。

同じユーザーでログインしている場合には勝手にデータが共有されますし、AirDropでデータを瞬時に共有することもできます。

またGoogle Photoにはない写真の左右反転や上下反転も選べるので、口腔内写真のミラー像の反転に便利です。

以上の2つのアプリのいずれかがあればカメラのデータをクリニック内でシェアすることができます。

ぜひ使ってみてください^^

SnapBridgeの注意点

では最後にSnapBridgeの注意点についてお話しします。

注意点は1つ

接続が悪くなった時に解消するのが難しい時がある。

という所です。

これが非常にイライラするので、僕自信このアプリを使用しなくなりました。

このアプリは基本的に非常に優秀で、カメラで撮ったデータを自動的にクラウドにアップできる仕組みが作れるのですが、うまく行く時はストレスないのですが、うまくいかなくなると何をしても上手くいかなくなります。

その時結局SDカードを取り出していく必要があるので僕は結局、毎回カードを経由して移動させるようにしています。

もちろんメインをSnapBridgeにして、接続悪い時だけSDカードの抜き差しにするという使い方でもいいですが、少なくとも接続不良が起こる可能性があるということだけは考慮に入れて準備しておいていただけたらと思います。

SDカードリーダーでないにしても今のカメラはUSB-TypeCケーブルでPCと接続してデータの転送もできるので、ケーブルだけは予備として準備するようにしておいていただけたらと思います💡

ともかく便利に使いこなせば診療を便利にしてくれるアプリなのでぜひ活用してみてください^^

  • この記事を書いた人

matsu7s

歯科医師&カメラマニア YouTube”マツチャンネル 歯科医師向けカメラ機材紹介

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